米Appleが、2017年6月5日の午前10時(日本時間の6月6日午前2時)に開催した「WWDC」(Worldwide Developers Conference)にて、「iPad Pro」の10.5インチモデルを発表しました。
特徴は
ディスプレイサイズが10.5インチに
まず、見た目で違いを感じるのがこのディスプレイサイズ。従来の9.7インチから10.5インチに、ディスプレイサイズを約20%拡大。
詳細をみてみると、サイズの拡大だけではなく、
- ディスプレイ解像度 2,224 x 1,668ピクセル
- リフレッシュレート120Hz
- 画面の明るさ600カンデラ
- 「Apple Pencil」の反応速度を改良
と、性能自体も改良を加えてあるようです。
特に、リフレッシュレートが120Hzになった事により、動きの早い動画やゲームの見やすさ向上。
表示画面のスクロールなどの追従性が格段に向上。
観る要素がメインとなるタブレットとしては抜群に使いやすくなりました。
又、解像度もiPad(2,048 x 1,536)より高解像度化されてより繊細な表示が可能となっています。
プロセッサは「A10X」(6コア)を採用
- CPUの速度は従来比で30%アップ
- グラフィック能力は40%アップ
プロセッサは、64ビットアーキテクチャと6つのコアを持つA10X Fusionチップを搭載。
4Kビデオの編集や、精緻な3Dモデルのレンダリングまでもこなせる高性能。
プレゼンテーション資料の作成や、書類への注釈記入などが今まで以上に簡単にこなせるようになっています。
そんな高性能ながら、10時間稼動できるバッテリー能力を備えています。
Apple Pencil対応
iPad Proなので、当然ながら「Apple Pencil」対応。
ノートに手書きをするような感覚でひらめいたアイデアを簡単にメモできるのもiPadProのいいところ。
購入するなら
iPad Pro を購入するなら、おすすめするのはこのスペック。
10.5インチモデルのWi-Fiモデルのストレージ64GBがベスト。
用途に応じて12.9インチモデルや、ストレージの増量を選択するのはありですが、10.5インチ-64GBが実用的で一番コストパフォーマンスにすぐれているチョイスとなります。
税込みで 70,000円超えだとちょっと高いように思えますが、
- 高精細ディスプレイ
- CPUの速度は従来比で30%アップ
- グラフィック能力は40%アップ
- 「Apple Pencil」対応
の高スペックを考えると、かなりお得!
実用スペックの従来モデルiPadとの価格差は20,000円ですので、これからタブレット端末を検討するなら「10.5インチiPad Pro」がベストチョイスとなるでしょう。
参考リンク:Apple(日本)
まとめ
12.9インチモデルも同時に発表されましたが、値段が10万円超え・・・
タブレットに10万円だすくらいなら、いっそノートPCにした方が実用度が格段にあがるので12.9インチの方は、個人的にはあまりおすすめできないですね。
従来品の9.7インチiPadの方は値段がお手ごろですが、appleのタブレットは「Apple Pencil」対応こそが一番の価値だと思ってますので すこし無理をしてでも iPad Proの方の購入を検討すべきですね。
ここまで性能が上がると、今後のモデルでの大幅変更はないだろうと想定しています。
ので 今が「iPad Pro」購入の最適期なのでは?と個人的には思っています。