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MVNOの契約数が5割増し

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投稿日:

最近なにかと、格安SIMやスマートフォンの話題を記事にしてるなぁと思っていたら、日経の記事でこんなのを見つけました。

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2017年3月末の契約回線数が810万件

格安スマホ契約数5割増 3月末810万件、民間調べ

調査会社のMM総研(東京・港)は15日、2017年3月末の格安スマートフォン(スマホ)の契約回線数が前年同月末と比べ5割増の810万件だったと発表した。総務省が端末の過剰な値引き「実質ゼロ円」をやめるよう大手携帯3社へ要請して、1年が経過した。月額料金への負担感から、大手3社の契約者が格安スマホへ流出する動きが加速している。

格安スマホ事業者の多くはNTTドコモなど大手携帯3社から回線を借りる。設備投資がかからないため、大手と比べ半額以下で通信サービスを提供できる。

企業別のシェアでみるとNTTコミュニケーションズが17%と首位、インターネットイニシアティブ(IIJ)が14.9%と続いた。NTTコムは通話アプリのLINEが提供する格安スマホブランド、IIJはビックカメラのブランドに回線をまた貸しする法人向け事業に強みをもつ。

3位は楽天だった。店舗網を拡充したほか、通販サイト「楽天市場」でためたポイントを通信料金の支払いに使える施策が功を奏した。

規制緩和が進み新たに参入する企業は増えているが、格安スマホの市場もソフトバンクやKDDI系の格安スマホブランドが顧客数を大幅に伸ばしている。携帯電話市場と同様、格安スマホも大手の寡占が進む懸念がある。

(大西綾)

引用元:http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ15HAM_V10C17A6000000/

なるほど 契約数が増えてるので 話題になる事が多く、結果 ついつい記事にしてしまうんだなぁと。
あと、自分がそろそろスマートフォンを買いたいのも大きいとは思いますけどね。

しかーし!この記事を読むと、違和感を感じませんか?
赤ライン箇所が違和感部分

1.随所にでてくる「格安スマートフォン」「格安スマホ」の使い方

2017年3月末の格安スマートフォン(スマホ)の契約回線数

とありますが、、、コレ正しくは、

2017年3月末のMVNO(仮想移動体通信事業者)の契約回線数

でしょう?格安スマートフォンの使い方、完全におかしいですね。
スマートフォンって物理端末の事ですからね。新聞社がいつまでもこういう間違った使い方してるから世の中で間違いが氾濫するんだろうなと思うんだよ。

どうしても「格安」の単語を使いたいならせめて、「格安SIM提供業者」や「格安通信サービス提供業者」って使い方にしろと思うのは自分だけ?

2.NTTコミュニケーションズとLINEの関係性

”NTTコムは通話アプリのLINEが提供する格安スマホブランド”

と書いてあると、普通の人はどう読み取りますかね?

「LINEが提供しているブランドがNTTコム」 と解釈しますよね。
LINEが上流でNTTコムが下流のように書いてある。

なんというデタラメ。
正確には、
「NTTコミュニケーションズの支援によりLINEが提供しているMVNOブランドがLINEモバイル」であり、
NTTコムが上流で、LINEが下流

おそらく日経記者は、
ついに登場「LINEモバイル」、LINE舛田氏とLINEモバイル嘉戸氏に聞く
のインタビュー記事中の、

”LINEモバイルのMVNEはNTTコミュニケーションズ”

部分を意訳して記事にしたつもりなのだろうが、完全に「MVNE」を「MVNO」と解釈して記事にしてるよね。

MVNEは、Mobile Virtual Network Enablerの略です。

主な役割が「支援」なので、自分自身はケータイ会社(格安SIM業者)としてサービスをしないのが基本的な形です。MVNOがケータイ事業を行うためにはいろいろなノウハウや資産が必要で、それを支援してあげることでMVNOが参入しやすくなるような役目を果たしている事業者ということになります。

引用元:http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1610/06/news005.html

MVNE・MVNO を詳しく知りたい人はwikiへ

まとめ

なんだかほとんどが日経へのダメ出し記事になってしまいました。

まぁ、昔から見ている人は知ってるとおり ホント日経の記事はデタラメ。
というか、関連する用語や関連性をきちんと理解せず 上辺だけで記事を書くんだよね。

日経記事を参考にするなら数値のみ

でいきましょう。

ということで、MVNO契約者が5割増なのは確かのようですし、
個人的に押してる「OCNモバイルONE」の提供業者の「NTTコミュニケーションズ」の伸びが首位なようです。

心配なのが、利用者増での回線品質の低下ですね。個人的には外ではあまり通信しないようにしてるので通信速度などで困る場面はほとんどないのですが・・・実際の所どうなんでしょうかね?

日経へのダメだしでの収穫が、去年始まった「LINEモバイル」を支援していたのが「NTTコミュニケーションズ」ということ。

LINEの格安SIMはあまり気にしてなかったのですが、この一件で急に興味が出てきました。
「OCNモバイルONE」と「LINEモバイル」は結局の所、上流は同一ということになるので、「OCNモバイルONE」で満足できているなら、利用方法次第では「LINEモバイル」への変更もありなのかなぁ?と。

同じように気になり始めた方がいれば、以下リンクよりサービスの比較をしてみては?

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