かなり前から購入しようと思案していた加湿器。
ようやく購入しました。
今期の冬(2017~2018)は数十年に1度の寒波といわれるほど寒い。
そして、ここ広島県でも異常な冷え込みを体感していました。
それに伴い、室内の加湿も 「濡れタオルを干す」だけではまったく効果がなくなっちゃったんですよね。
(木造+6畳+窓2箇所+和室という加湿に最悪な環境と、連日0度前後にまで冷え込む事により、窓の結露で 部屋の湿度を全部除湿される状態)
冬にコタツって最高に気持ち良いですよね。
ですが、コタツに入るとつい うたた寝してしまい風邪を引いちゃうんですよね。
ですので、10年くらい前から 完全にコタツ断ちをして 冬の暖房はエアコンのみ。そうすると気になるのが乾燥。
さっさと加湿器買えばいいのですが、以前使っていた加湿器の手入れを怠けていたせいで内部がガッチガチになった経験から敬遠。
結局、冷え込みも少ない地域という利点もあり エアコン周辺に濡れタオルを2枚干しておくことで ある程度の加湿も出来てました。
実際は 去年のamazonプライムデーで買ってはいたんですが・・・
予想通りのオモチャ加湿器だったので、やはりちゃんとした物を買おう!という踏ん切りが付いたのと、好みの商品を発見できたってのも要因の1つ。
去年購入した加湿器についてはこちら
⇒ amazonサイバーマンデーで購入した電球形の超音波式加湿器をレビュー
目次
購入した加湿器
siroca crossline 加湿器 SRD-601
siroca crossline 大容量5L加湿器(噴射口360度調節/連続運転最大12時間/最大加湿量350ml/h) パールブラウン SRD-601BR
メーカー希望小売価格:
価格は2018/2/11調べ
性能/仕様
容量(約) | 5L |
消費電力 | 30W |
本体重量(約) | 1.3kg |
(満水時:6.3kg) | |
コード長(約) | 1.4m |
加湿量(約) | 1時間当たり最大350ml |
連続使用時間(約) | 12 時間(※使用状況、環境により異なります) |
加湿方式 | 超音波振動加湿方式 |
サイズ(約) | 幅23×奥行23×高さ31cm |
セット内容 | 本体、取扱説明書(保証書) |
メーカー希望小売価格 | 10,000円(税抜) |
この加湿器に決めた理由
加湿器を購入するとなると、まずはじめに気になるのが 加湿方式による違い。
大きく分けるとこの4種類。
加湿器の種類 | 長所 | 短所 |
---|---|---|
スチーム式 | 加湿能力が高い 即効性が高い 沸騰させるので蒸気自体の衛生面が安心 | 消費電力が大 やけどの危険あり |
気化式 | 熱源がないので安全 消費電力が少ない | 即効性がない フィルターの手入れや交換が面倒 |
超音波式 | 熱源がないので安全 消費電力が少ない 本体価格が安値 | 雑菌の繁殖リスク大 洗浄などこまめな手入れが必要 |
ハイブリッド式 | スチーム+気化式の為、性能のバランスが良い 消費電力は程々 | 価格が高い |
- スチーム式
とにかく消費電力の多さが気になる。
見た感じ、200W/h~300W/hは消費する様子。
エアコン暖房がもう一台稼動できるレベルの消費電力なので、さすがに高い。あと、意外と本体価格も高く、加熱するので蒸気は衛生的だが カルキ成分の結晶化が発生するので 洗浄&手入れはきちんとする必要あり。
- 気化式
かなり高性能なようだが、洗浄&手入れが面倒だし、なにより驚きの高価格。
加湿器に1万円以上も出せる余裕はございません・・・
- ハイブリッド式
こちらも残念ながら高すぎる。性能はいいようだが、無理。
- 超音波式
低価格&そこそこの性能。ちょっと衛生面では気になるけど、消費電力も極小ということで、超音波式を候補として探すことに。
超音波式に絞って探した購入候補たち
ネットで超音波式に絞って探すと、6畳以上に対応した加湿器は 「しずく形」と呼ばれる形状が主流?のようで、amazonにて
- 5000円以下
- あやしい中華コピー品ではない
で絞ると、有力なのは以下2機種
両方ともほぼ同性能、同機能、同形状という。
そして、似た形状の中華コピー品も多数。そちらはもっと安い商品もありますが、今回は候補から外すことに。
商品を実店舗で確認
ネットでの候補は2つに絞ったけど、とりあえず実店舗で他の商品がないか?
あわよくば、候補商品の性能確認を・・・と実店舗を回ってみました。
が、どうした?家電量販店!! 実物を見て買える事が売りのはずなのに、加湿器はほとんど店頭に置いてない。
スチーム式やハイブリット式の高額品ばかり。
2店舗めで、APIXの実働商品を発見。最大出力にしてみると物凄い蒸気が出るので この性能なら安心と、ネット購入することを決めて 店を後に。
(値段もそれほど高くなかったので、店頭購入でもよかったのですが 持ち帰りを考えてヤメ。 自転車での行動はこういうときに困る)
最終的に購入したのは
機能・性能はAPIXで良いんだけど、何度見ても色がねぇ。
なんであんな中途半端なパステルカラーばかりなの?w
おっさんの部屋には絶対に合わないんだよね。
後は「amazon」「楽天」「ヨドバシ」どこで買うか?だけだなと値段調査中に偶然見つけたのが 実際に購入した
『siroca crossline 加湿器 SRD-601』
この加湿器を購入した決め手としては、
- 超音波式で電気代が安い
- デザインと色がシンプル
- 機能も必要最低限でまとめてある
- 加湿能力350ml
といったところ。
特徴として強調されている5リットル容量は、正直ちょっと多すぎるので購入の際にはマイナス点で評価していましたが、使ってみると5リットルの大容量で良かったと実感。
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実際に使ってみたレビュー
注文したのが1/28。商品が到着したのが1/30日。
そこから約2週間、継続して使ってみた感想です。
良い点
1.加湿能力の高さ
これはほんとすばらしい。
最大出力の 350ml/h で稼動させると、1時間程度で
エアコン計測での湿度が50%を超えます。
エアコン計測なので、おそらく他の場所ではもう少し高いと思います。
まともな湿度計を持っていないので怪しい情報ですが、なにかの景品で貰った加湿計では70%を超え、場合によっては80%まで達します。
カビの繁殖が怖いので、エアコンで50%に達した後の継続稼動では、
出力を70%~50% にしています。
2.噴出し方向の調整
360℃ 自由に回せる吹き出し口は便利
3.大容量5リットルタンク
木造+6畳+窓2箇所+和室 といった、吸湿性の高い環境だと結構高パワーでの稼動が続くので 5リットルでも意外に水が無くなるのが早いです。
大容量で良かったと、しばらく使ってみてわかりました。
4.色とデザイン
ほぼ黒い茶色と、シンプルな樽型のデザインは和室でも違和感がないので安心。
ポップで明るいデザインを好む人には、APIXか山善の『雫形』の方が良いかも。
悪い点
1.給水タンク
給水タンクの形状はシンプルで好感がもてますが、機能性には難あり。
持ちやすいように取っ手が付いていますが、実際運ぶときは水が付いていたりするため裏返しで運ぶ必要あり。裏に持ち手あっても意味無い。
給水口も底面側にあるので逆さで給水します。ということは、持ち手を下にして給水するのですが、持ち手のもり上がりのせいで 置いた状態で水を注ぐことができません。
給水時に裏返して底にすると、丸の部分のもり上がりが超邪魔
満タンまで注ぐと5kgになるものを常に手で持った状態は結構ツライ。
濡れた給水タンクを拭くにも、持ち手を下にして置けないので結構大変。
女性や高齢な人は、少なめに給水するなどの妥協が必要。
持ち手の件は後継機?の『siroca 5L加湿器 SD-C111(W)』では解消しているとのamazon レビューもありますので、気になるなら 後継機を検討するのも吉。
2.稼動音
蒸気を噴出させるために内部にファンがあるのですが、その音が結構大きめです。
騒音に敏感な人には相当なストレスになると思うので注意が必要。
幸いなことに私は、騒音にはかなり強いので ほとんど気にならない。
たぶんパチンコ屋でも寝れる。というか実際何度もウトウトしたことあり。
むしろ、無音や静かな環境の方が苦痛だったりする特異体質。
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リンク関連
⇒ 加湿器一覧ページ
⇒ 加湿器一覧ページ
⇒ 公式オンラインショップ(楽天市場が公式ショップのようです)
まとめ
購入してから、約2週間の使用ですが 性能的にはほぼ満足。
ただ、万人におすすめできるか?というとちょっと微妙。
APIXや山善の商品には、抗菌カートリッジで雑菌増殖の抑制策があるのに、この製品には抗菌対策がないのがちょっと気になる点。
amazonのレビューを見てみるとわかるのですが、どうも品質のバラつきによる不具合や、やはり音がうるさいという意見も結構見かけます。
⇒ amazon:siroca crossline 大容量5L加湿器のレビューページ
乗せるだけの給水タンクも、持ち上げると裏側に水滴がついているので 上手に持ち上げなきゃ周りにすこし水滴をばら撒きます。
まぁ、この価格帯で選ぶとなると 完璧を求めるのは酷な所。
なにかしら妥協して、 各人でどこまで許容できるのか?を十分吟味して商品を選ぶのが良いでしょうね。