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ASUSの最新SIMフリースマホ『ZenFone 4』が発表。スペックを考察。

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投稿日:2017年8月22日 更新日:

ASUSの最新SIMフリースマホ『ZenFone 4』が発表されました。

スペック表でZenFone3と比較しながら、どれだけ進化したのか?買いなのか?
注目点をピックアップしながら考察してみたいと思います。

 【9月16日追記】

ASUS公式ショップにて、予約注文が開始されました。
販売されるのは以下3種

  • ZenFone 4 Pro(ZS551KL シリーズ)
  • ZenFone 4(ZE554KL シリーズ)
  • ZenFone 4 Selfie Pro(ZD552KL シリーズ)

⇒ ASUS『ZenFone 4』の発売日決定!予約販売も受付中!!

残念なことに、日本プレミアム価格!!のためお買い得感はまったくない模様。
スペック比較の価格部に、日本販売価格を追記しました。
台湾価格もそのまま残してあるので、どれだけプレミアム価格になっているのかご確認ください。



発表内容

8月17日 台湾にて、「ZenFone」シリーズの新作「ZenFone 4」の発表会が開催されました。
その中で、発表されたシリーズ機種は以下5種類。

  • ZenFone 4
  • ZenFone 4 Pro
  • ZenFone 4 Selfie Pro
  • ZenFone 4 Selfie
  • ZenFone 4 Max Pro(ZC554KL)

基本スペックの無印、最上位スペックの Pro
自撮りを売りにした、兼価版のSelfie シリーズ2機種
大容量バッテリー搭載の Max Pro となっています。

現時点では、日本への投入は「未定のようだが これまでのASUSの販売状況から考えるといずれ発売されるであろうと予想されます。
(9月16日に日本ASUS Shopで予約注文開始されました) 

前シリーズ『ZenFone 3』と比較してみる

ZenFone4の全シリーズ共通の特徴として、

  • ディスプレイサイズ5.5インチ
  • トリプルカメラ
  • 指紋認証がホームボタン位置に統一

を基本として、各シリーズ性能差に応じて価格設定がされているようです。

注目のトリプルカメラは、
メインカメラと広角や望遠をサポートするカメラを別々に搭載して別画角をカバーするのが特徴。

指紋認証が前面へ移動、ホームボタンに統合されたので デザイン的にスッキリした印象に。

ZenFone 4 と ZenFone 3 の比較

 ZenFone 3 ZenFone 4
 muji002_170822  muji001_170822
ZenFone 3(ZE552KL) ZenFone 4(ZE554KL)
ディスプレー 5.5型液晶 5.5型液晶
画面解像度 1080×1920ドット 1080×1920ドット
サイズ 約77.4×152.6×7.69mm
重量 約155g
CPU Snapdragon 625 Snapdragon 660 or 630
内蔵メモリー 4GB 6GB or 4GB
内蔵ストレージ 64GB 最大64GB
外部メモリー microSDXC(最大2T) microSDXC(最大256GB)
カメラ画素数 リア:16メガ
/イン:8メガ
リア12メガ+広角8メガ
+イン8メガ
バッテリー容量 3000mAh 3300mAh
指紋センサー
SIM形状 micro+nanoSIM micro+nanoSIM
カラバリ サファイアブラック、パールホワイト Midnight black、Moonlight white、Mint Green
価格 46,224円 399ドル
(8/22為替で43,530円)発売予定日:2017年9月23日
販売価格:61,344円

スペック詳細ZenFone 4(ZE554KL)

◆◆◆ ASUS Shopで予約注文受付中 ◆◆◆

CPU

Snapdragon 625 から Snapdragon 660 or 630 へ

ZenFone 4はリージョンによって630と660のどちらかが採用されるということで、日本版がどうなるか?は現時点では不明。

内蔵メモリー

6GBまたは4GB
こちらもCPU次第でどちらかの搭載になる模様。

カメラ

35mm換算で25mm相当/F1.8のメインカメラは、1,200万画素のソニーIMX362センサーを採用。背面のセカンドカメラとして120度の画角をカバーする800万画素のカメラも備える。

バッテリー

3000mAh から 3300mAh へ増量

価格がこのままで日本版発売となれば、全体的にスペックアップでお値段据置となり お得感があるので十分購入の余地あり。

しかし、ASUSは 前モデルZenFone3の日本版では謎の上乗せ価格での発売となった経緯もあるため油断禁物。
上乗せ価格で、ZenFone3の価格を超えてくるようなら 一旦落ち着いてよく考えてみるべきだと思います。

 

ZenFone 4 Pro と ZenFone 3 Deluxeの比較

Zenfone 3 Deluxe ZenFone 4 Pro
deluxe001_170822 pro001_170822
ZenFone 3 Deluxe(ZS570KL) ZenFone 4 Pro
ディスプレー 5.7型有機EL 5.5型有機EL
画面解像度 1080×1920ドット 1080×1920ドット
サイズ 約77.4×156.4×7.5mm
重量 約172g
CPU Snapdragon 821 Snapdragon 835
内蔵メモリー 6GB 最大6GB
内蔵ストレージ 256GB 最大128GB
外部メモリー microSDXC(最大2T) microSDXC(最大256GB)
カメラ画素数 リア23メガ
/イン8メガ
リア12メガ+望遠16メガ
+イン8メガ
バッテリー容量 3000mAh 3600mAh
指紋センサー
SIM形状 micro+nanoSIM micro+nanoSIM
カラバリ シルバー、ゴールド Pure black、Moonlight white
価格 96,984円 599ドル
(8/22為替で65,207円)
2017年10月下旬以降発売予定
販売価格:96,984円

スペック詳細ZenFone 4 Pro (ZS551KL)

◆◆◆ ASUS Shopで予約注文受付中 ◆◆◆

ディスプレー

5.7インチから5.5インチ
正直5.7インチはちょっと大きすぎるので、良いダウンサイジングかな。

CPU

Snapdragon 821 から Snapdragon 835 へ
フラグシップモデルなだけに、最新CPUを搭載。性能は確実に上昇

内蔵ストレージ

256GB から 最大128GB へ減少
内蔵ストレージのみ、ZenFone3よりもスペックダウン。
現実的には、128GBでも不足はまったく感じないので、問題は無し。
価格を抑えるためか?

カメラ

メインレンズは、レンズのF値は1.7、4軸の光学手ブレ補正、1.4nmピクセルのソニー製センサー「IMX362」
2つめのレンズに、望遠(2倍)を搭載

ASUS独自のRGB解析エンジン「ASUS SuperPixel Engine」、画像エンジンの5つの技術の組み合わせによる「SuperPixelカメラ」など、画像補正機能も盛り沢山。

バッテリー

3000mAh から 3600mAh へ増量

内蔵ストレージの半減と ディスプレイサイズの縮小はむしろプラス評価。
CPUやカメラ、バッテリーなどは 順当な進化をして、価格は下がっているので結構なお買い得モデルだと思う。

だがしかし、無印の方でも書いたように 日本上乗せ価格の可能性が大なので油断は禁物。
ASUSが高額設定にしてきたら、購入前にスペックとのつり合いをよく考えるべきでしょう。

 

ZenFone 4 Selfie,Selfie Pro と ZenFone 3 Laserの比較

ZenFone 3 Laser ZenFone 4 Selfie,Selfie Pro
laser001_170822 selfie002_170822
ZenFone 3
Laser
ZenFone 4
Selfie Pro
ZenFone 4
Selfie
ディスプレー 5.5型液晶 5.5型有機EL 5.5型液晶
画面解像度 1080×1920 1080×1920 720×1280
CPU Snapdragon
430
Snapdragon
625
Snapdragon
430
内蔵メモリー 最大4GB 3/4GB 4GB
内蔵ストレージ 最大32GB 64GB 64GB
OS Android 7.0 Android 7.0 Android 7.0
カメラ リア13メガ
+イン8メガ
リア16メガ
+イン24メガ
+広角5メガ
リア16メガ
+イン20メガ
+広角8メガ
バッテリー容量 3000mAh 3000mAh 3000mAh
指紋センサー
カラバリ シルバー、ゴールド Rogue Red、Sunlight gold、Deepsea black Rose Pink Mint Green Sunlight Gold Deepsea Black
価格 30,024円 379ドル
(8/22為替で41,265円)
発売予定日:2017年9月23日
販売価格:46,224円
279ドル
(8/22為替で30,377円)

スペック詳細ZenFone 4 Selfie Pro (ZD552KL)

◆◆◆ ASUS Shopで予約注文受付中 ◆◆◆
ショップにはProのみ掲載なので、日本はProのみ販売の模様。

ディスプレー

Selfie Proは有機ELへと進化している点に注目
ZenFone4無印版よりも高スペック搭載という、謎の力の入れよう。

解像度

Selfie Pro版はFHDなので問題ないとして、
Selfie版の方のHD解像度は、いくら兼価版といえど 今の時代にはちょっと物足りなさを感じるスペックダウンといえるでしょう。

CPU

Selfie Pro版は Snapdragon 625 になっている点に注目。
600シリーズであれば、大抵のアプリで困る事は無いので安心です。

内蔵ストレージ

両モデル共、64GBへ増量されている点は高評価。
microSDなどの追加なしでも困ることはほとんどないでしょう。

カメラ

自撮り推奨モデルというだけあって、ZenFone4 の特徴であるダブルカメラを前面側に配置するという変わった仕様。
SNS用の自撮りをより綺麗に撮りたい人には高性能前面カメラ搭載のこのモデルは最良の機種になるのではないでしょうか。

個人的に自撮りに興味が無いので、このモデルに必要性を感じないのですが・・・

スペック的には、Proの方は結構な高性能。
流行のインスタグラムを堪能するなら価格と性能のバランスからみても最良の機種でしょう。

自撮り特化のせいで、普通に写真を撮りたい人には向かないので 普通用途のスマホを検討中の人は素直に無印版を選択すべきでしょうね。

 

ZenFone 4 Max Pro と ZenFone 3 Max

ZenFone 3 Max ZenFone 4 Max Pro
zf3max001_170822 maxpro001_170822
ZenFone 3 Max(ZC553KL) ZenFone 4 Max Pro(ZC554KL)
ディスプレー 5.5型液晶 5.5型液晶
画面解像度 1080×1920ドット 1080×1920ドット
サイズ 151.4mm×76.2mm×8.3mm
重量 約175g
CPU Snapdragon 430 Snapdragon 430 or 425
内蔵メモリー 3GB 2GB or 3GB
内蔵ストレージ 32GB 32GB
カメラ画素数 リア:16メガ
/イン:8メガ
リア16メガ+広角5メガ
+イン16メガ
バッテリー容量 4100mAh 5000mAh
指紋センサー
SIM形状 micro+nanoSIM micro+nanoSIM
カラバリ グレー、ピンク、 ゴールド Midnight black、Moonlight white、Mint Green
価格 30,024 399ドル
(8/22為替で43,530円)

スペック詳細ZenFone 4 Max Pro

カメラ

背面メインカメラは35mm換算25mm相当/F2の標準レンズ+1,600万画素、
背面セカンドカメラは120度の広角+500万画素を採用。
前面カメラは1,600万画素となっている。

バッテリー

4100mAh から 5000mAh へ容量アップ
Maxの特徴である、リバースチャージにも対応

う~んどうだろう・・・

唯一進化したと思えるのはバッテリーサイズくらい。
CPUの弱さでこの価格は正直高すぎる。
最悪、バッテリーは2000~3000円くらいで買えるモバイルバッテリーでどうにでも出来る部分なので、40,000円も払って買うほどのモデルではないだろうという印象。

まとめ

全体的にみると、驚くほどの進化はなかったように思います。

CPUは1世代進化していますが、果たしてそこまでの性能を必要とする場面が頻繁にあるか?というと疑問です。

よほどの最新ゲームをプレイしない限り、前作『ZenFone 3』のスペックでも十分実用的。
それでいて、価格は『ZenFone 3』よりも一様に上昇してるようなので購入は 本当に必要だろうか?を一呼吸置いて よく考えた方がイイのかな?と思います。

  • 6月にZenFone 3 (ZE520KL)および、ZenFone 3 Deluxe (ZS550KL)値下げの価格改定
  • 7月にはZenFone 3 Ultra (ZU680KL)、10,000円値下げの価格改定

と値下げされたばかりですが、『Zenfone 4』の発売と同時にもう一度 値下げでもあれば断然『ZenFone 3』のコストパフォーマンスが増しますので、旧機種の価格状況にも目を光らせておくとよいかもしれません。

 

昨年あたりから、急速に スマートフォンの進化スピードが鈍化。
いわゆる、成熟期に到達したのではないでしょうか?

今後はいかに長期的利用が出来、お得に入手できるのか? を念頭に購入機種の選定を行う時期に来たように思います。

そうなってくると、2年毎に最新機種を購入することが前提の3キャリアを使い続ける必要性も薄れてきます。

SIMフリースマホが4分の1突破! au、ドコモは新料金プランでMVNOに対抗へ

家計の節約策として、大手キャリアに比べ、1か月あたりの通信料金が安く済む「格安SIM」と呼ばれるMVNO(仮想移動体通信事業者)が注目を集めている。

家電量販店の実売データを集計した「BCNランキング」によると、スマートフォン全体の販売台数に占めるSIMフリー対応モデルの割合は、今年4月は23.4%、5月は21.3%、6月は24.4%と、2割を超える水準で推移し、7月には過去最高となる26.0%に達した。

引用元:https://www.bcnretail.com/news/detail/20170818_43329.html

といった記事もあるように、第4の選択肢として 格安SIMも定着しつつありますので、最新機種欲しさに3キャリアを継続していた人も そろそろ 脱キャリア してもイイ時期かもしれませんよ。

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