サラリーマンの年2回のお楽しみ!のボーナス時期がやってきました。
2020年の東京オリンピックに向けて、巷で話題になってきた4Kテレビをボーナスで購入しようかなぁ・・・と思ってるなら、ちょっと待った!
ふら~っと立ち寄った家電量販店で映像が綺麗だから4Kテレビ購入しようかな?と思ってたりしたら、今一度4K放送をよく調べてからにしましょう。
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⇒ 【衝撃事実】「理解しているのは13%」4K放送見られない4Kテレビ問題への周知は進まず?【調査結果】
(当ブログの2018/6/8記事へのリンクです)
目次
今売っている4Kテレビでは、4K放送はみれない
知ってました? 現在、ネット通販や家電量販店で高精細映像を掲げて大量に販売されている「4Kテレビ」だけでは、今後始まる4Kの実用放送は視聴できないんですよ。
4K・8K放送は、現行のハイビジョン(2K)を超える超高精細な画質による放送で、立体感、臨場感ある映像を楽しめます。
「4K」、「8K」の「K」は1000の意味で、4Kは水平方向に3,840画素(=約4,000)、8Kは同じく7,680画素(=約8,000)あることから、それぞれ「4K」、「8K」と呼ばれており、4Kは現行ハイビジョンの4倍、8Kは同じく16倍の画素数となります。
4K・8K実用放送開始は2018年
総務省のHPには、”2018年にBS放送、東経110度CS放送において、4K実用放送、8K実用放送が開始予定”とされており、来年度中にも実用放送が開始予定です。
しかし、実は4K・8K実用放送を受信する為に必要なチューナーの詳細な仕様が決まっていません。
当然ながら 現在、市販されている4K液晶テレビには4K・8K実用放送用のチューナーなんて搭載されていません。
ですので、今販売されている4K液晶テレビで 2018年から始まる4K・8K実用放送を視聴しようと思ったら、「別途、実用放送開始に合わせて発売が見込まれるチューナーを接続する必要があります」
さらに、現在利用中のBS・110度CS用アンテナも、4K・8K放送対応アンテナへ交換すること等が必要になる場合もあるのです。
どういう状態になるかと言うと、4K・8K実用放送を観るためにテレビの外部に専用チューナーを設置して液晶テレビに接続しなくてはいけないのです。
当然ながら、番組選択などは外部チューナー側で制御するので専用のリモコンで操作することとなるでしょう。
今、4K液晶テレビを買う意味はなし?
では、今 4K液晶テレビを買う意味が無いのか?というとそうでもないのです。
現行の放送も4Kテレビで表示する際に各社それぞれの技術で 4K画質に近づけるように補正をして高精細映像に変換する機能が付いていますし、ネットの4K動画などだと4K画質をそのまま表示できるなど利点もあります。
ですが、「液晶テレビ」を買う最大の理由は 放送波の視聴ですよね。
そう考えると、今4K液晶テレビを買って 将来的にチューナーを追加で設置してテレビ回りをゴチャゴチャさせるよりは、あと2年待って、チューナー付きの4K液晶テレビを購入する方が 値段も安くなってるだろうし、性能も良くなっているので 「お得で賢い選択」だと思います。
それでも今、4K画質を楽しみたい
ネットの動画配信などではすでに4K配信も始まっているので、
- 最新の映像世界を今すぐ体験したい!
- 現在利用中の液晶テレビの調子が悪くて買い替えの検討中
なんて人も居るかもしれません。
そういう人は、今4K液晶テレビを買うなら 4K実用放送が始まって チューナーなどの搭載機が出揃うまでの繋ぎと割り切って とにかく安さに拘った商品を選択しておくことをおすすめします。
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安さで選ぶ!おすすめ4K液晶テレビ
日本メーカーの4K液晶テレビを購入するのは、2018年以降にとっておきましょう。
ハイセンス 43V型 4K ULTRA HD液晶テレビ 直下型LEDバックライト スリムボディ 外付けHDD録画対応(裏番組録画) メーカー3年保証 HJ43K300U
価格は6/8調べ
とにかく安いので、繋ぎとして買うには現状で一番のおすすめ。
LG 43V型 4K液晶テレビ HDR対応 IPS4Kパネル 直下型LEDバックライト スリムボディ Wi-Fi内蔵 外付けHDD録画対応 43UH6100(2016年モデル)
価格は6/8調べ
LGの4K液晶テレビ。こちらも安さに定評のある、繋ぎ用として最適!
楽天市場は43UH6600 43UF7710 の商品リストになってます。
【6月8日追記】
ドン・キホーテから50型の4K液晶テレビが、54,000円(税抜)で発売されることがニュースになりました。
詳細をみてみると、高性能ってほどではありませんがダブルチューナー搭載で、USBハードディスクに番組録画も可能。
東芝映像ソリューションが開発したメインボードを採用しているなど、魅力的。
上記2商品より大きなサイズが希望なら、この商品がベストチョイスとなりそうです。
全国のドン・キホーテにて6月15日(木)から販売開始とのこと。これはかなりの人気商品となる予感。
ドン・キホーテから50型の4K液晶テレビが登場。54,800円で「市場最安値に挑戦」
ドン・キホーテは、同社のプライベートブランド「情熱価格PLUS」より、「50V型 ULTRAHD TV 4K液晶テレビ」を6月15日(木)から全国のドン・キホーテ(一部店舗を除く)で発売する。価格は54,800円(税抜)。
本モデルは4K解像度の高精細パネルを搭載しており、4K対応50型液晶テレビで「市場最安値に挑戦した」としている。東芝映像ソリューションが開発したメインボードを採用しており、ゲーム機などを接続した場合は、高画質処理を行いつつ、外部入力信号が画面に反映されるまでの遅延時間を短縮する設定に自動的に切り替わる。
…
引用元:http://www.phileweb.com/news/d-av/201706/08/41382.html
【6月22日追記】
上記のドン・キホーテの4K対応50型液晶テレビは相当な人気だったらしく、一旦販売が停止した模様。
ドンキの4Kテレビ、売れすぎ予約休止 「ジェネリックREGZA」と話題に
ドン・キホーテは6月21日、15日に発売した、50インチの4K液晶テレビ「情熱価格 PLUS 50V型 ULTRAHD TV 4K 液晶テレビ」(5万4800円・税別)について、初回生産分の3000台が発売1週間で完売したと発表した。現在は予約を一時休止している。
初月2000台を目標にしていたが、発売と同時に大きな反響があり、3000台を1週間で完売した。同社通販サイトでは7月3日から予約受付を再開するが、店舗での予約再開は未定。増産の見通しがつき次第案内する。
引用元:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1706/22/news058.html
【8月上旬予定】情熱価格+PLUS 50V型ULTRAHD TV 4K 液晶テレビ
7月3日(月)から予約受付スタート。数量限定、お1人様2台までとなっております。商品発送は8月上旬予定です。店舗での予約は未定となっております。
ドン・キホーテの該当商品ページには上記のように書いてありますので、4Kテレビを検討中の人は狙ってみてはいかがでしょう。
【12/7 追記】
4Kテレビの購入について、総務省の注意喚起も
⇒ 総務省も危惧!?4K、8Kの視聴には対応チューナーが別途必要と周知を要請
参考リンク
まとめ
4K実用放送は、地上デジタル放送の時のような、地上アナログ放送の「停波」でテレビが使用できなくなる訳ではない という事や、4K実用放送がBSであるために チューナーなどの仕様決定の鈍さに繋がっているらしい。
4K液晶テレビメーカーや放送を見る側としては、商品の購入に踏み切れなかったり 混乱の元にもなるので、早々にチューナーの仕様を固めて欲しい所です。