日本全国、各地で気温の記録が塗り替えられていく 2018年の夏。
今まで生きてきたなかで、確実に一番あつくて過酷な夏となった2018年7月の酷暑。
連日、ニュースでは 熱中症搬送者や死亡者まで報道されるほどの異常な暑さとなった7月。
エアコン冷房なしで過ごすのは、自殺行為と思えるほどの暑さです。
私の住んでいる広島県では、暑さが始まる前の7月始め、これまた過去に例のないレベルの集中豪雨(後に、「平成30年7月豪雨」と命名)で各地に大被害が発生しています。
あれだけ雨が降ったのだから、冷夏になるのかと思いきや 一転、連日連夜、異常な暑さとなり、土砂災害地では、避難生活や復旧作業に過酷さが増すばかり。
幸い、我が家の近辺では 土砂災害などもなく平穏な地域となっていますが、暑い!とにかく暑い!!暑すぎる!!!!!
エアコン計測での外気温は、毎日、朝10時頃には40度以上とアナウンスされるほど。
(丁度、直射日光が当たる時間帯のせいだと思いますけどねw)
室外機に日があたらなくなる12時以降では、常に37度のアナウンス。
冷房の無い廊下の温度計でも37~38℃なので、あながち間違いではないのでしょう。気象台の発表なんて、地域が違うとほとんど意味はない。
風が抜けにくい地域のせいか、夜になっても気温が下がらず。
日付が変わる0時ですら30℃以上の毎日。一番涼しくなる明け方で27~28℃と、エアコン冷房なしでは生活できない1ヶ月となりました。
天気予報でみると、沖縄の方が1日中涼しいとか おかしくね?
避暑で沖縄に行きたくなりますよ。
そんな、エアコン冷房の消費電力、電気代 2018年7月分 の報告です。
立地条件
場所:広島県広島市の北の方
建物:木造2階建て住宅。2階の南東角部屋6畳。窓2箇所。
エアコン:富士通 AS-224CE2 (APF:6.2) 2014年製
設定温度: 28℃ 夜間27⇒26℃と段階的に下げ
(2017年から、人感センサー快適自動機能をONで稼動)
(この機能は、湿度に応じて温度を自動調整するそうです)
【富士通エアコンAS-224CE2 の詳細リンク】
計測結果
結果抜粋
【2018年7月分】
使用時間: | 437 時間 |
総消費電力: | 77.84 kWh |
電気料金: | 1712 円 |
1時間あたりの電気料金は 3.92 円/h となります。 1時間あたりの消費電力は |
電気料金は 1kWh 22円 で計算
参考として、1年前の同月分【2017年7月分】は以下となります。
使用時間: | 369 時間 |
総消費電力: | 65.43 kWh |
電気料金: | 1439 円 |
1時間あたりの電気料金は 3.89 円/h となります。 1時間あたりの消費電力は |
電気料金は 1kWh 22円 で計算
結果画像
上:リアルタイム消費電力
下:期間中の総消費電力
上:リアルタイム電気料金/h
下:期間中の総電気料金
上段:総利用時間
下段:総CO2排出量
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まとめ
7月の初旬は、長雨で気温こそ控えめでしたが とにかく湿度が高い。
精度に疑問のある、ノベルティで貰った湿度計ですら90%以上を指すほど。
7月1日からしばらくは除湿(再熱除湿)なので、冷房よりも消費電力は大きめ。ただし手動でOFFにする運用のため、稼働時間は少なめ。
「平成30年7月豪雨」が去ったあとは連日、ひたすら冷房、冷房、冷房!!!!の毎日。
早いときは、朝10時から冷房稼動。夜は明け方5時頃まで点けっぱなし。
設定温度は、昼間は28℃。夕方7頃からは外気温が下がるので、それに合わせて
27℃⇒26℃と下げていくような利用方法です。
1年前(2017年)の7月と比べると判るように、やはり今年の7月は暑いだけあって、消費電力や利用時間が多い事がわかります。
1日12時間以上、1ヶ月エアコン冷房を使い続けても 2,000円以下。
(地域や単価で変わりますのでその辺は各自に合わせて補正を)
たまに、エアコン冷房は贅沢だから我慢!なんて人も居ますが・・・
熱中症での死亡リスク、入院&一生残る後遺症、それに伴う精神的、経済的、肉体的損失を考えると一ヶ月2,000円をケチる必要なんてないと思いませんか?
まぁ、古いエアコンだとそうもいかないので、中々難しい問題にもなりますが・・・
命とエアコン、天秤に掛けてどちらを重視するのか?を考えると、エアコンを買い換えてでも命を守るのが懸命だとおもいます。
エアコンを買い換えるなら、以下の点を重視するとよいでしょう。
COP/APFの数値…大きいほど高性能です。
⇒ 業務用エアコンのAPF表示について
(https://www.jraia.or.jp/product/com_aircon/s_apf.html)
最低消費電力…エアコン稼動の殆どの時間は室温維持運転となるため、この数値が小さいほど、細かな出力調整が可能なので、気流による快適度の維持や電力消費の制御に有利。
冷房時ファン停止機能…冷房運転時にこの機能があると、コンプレッサー停止時(室外機停止)時の湿度戻りを防げるのでよい。(風での清涼感重視する人なら、不要機能)
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