「ゼルダの伝説」「マリオカート8DX」「ARMS」と大作を連発。
今後も、「スプラトゥーン2」「モンスターハンターXX」「ポッ拳」「スーパーマリオオデッセイ」と 人気作の予定が連なり、「Nintendo Switch」の生産が追いつかず供給不足による品薄状態が続いています。
そんな中、6月8日にユニバーサル・スタジオ・ジャパンで「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の着工式が開催。
その、着工式関連についての「日本経済新聞 電子版」の記事にて興味深い内容が含まれていました。
ニンテンドースイッチの購入層について
USJのマリオ新施設、ビギナー取り込む本丸に 任天堂
2017/6/8 13:36…
宮本氏は記者会見で「これまで本業のゲーム影響を与えない範囲でサブとして進めてきたIP戦略を、これからはビジネスの軸に据える」と力を込めた。任天堂の人気キャラクターをゲームの外に持ち出し、消費者と新たな接点を作り出す。
「スーパー・ニンテンドー・ワールド」では、これまで任天堂のゲームのコアな利用者でない家族連れなどがキャラクターに直接触れファンになってもらう仕組みを作る。マリオ自体は世界の人気者。ゲームの初心者でもなじみやすいキャラクターと位置づけられるが、知っていることとゲーム機を買うことには隔たりがある。パーク内でより身近になってもらい、主婦や中高年、小さな子どもを連れた家族などにも、ゆくゆくはゲーム機を買ってもらおうとの狙いだ。
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昨年大ヒットしたスマホゲーム「ポケモンGO」は任天堂の新たなファンづくりにつながっている。3月に発売した家庭用ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」にも効果がでた。カドカワの3月の調査では熱心なゲーム愛好家が少ないとされる女性のスイッチ購入率が45%に上った。競合するソニーの「プレイステーション4」が15年10月に値下げした際の女性比率27%より高い。スイッチでは10代や40代の購入が多いという。
「Nintendo Switch」の外見はそれほどオシャレってわけでもなく、すでに発売されている大型タイトルも どちらかというと「ゲーム好き」向きな物が多い印象。
そんな中で、
”熱心なゲーム愛好家が少ないとされる女性のスイッチ購入率が45%”
は結構な驚き。さらに、
”スイッチでは10代や40代の購入が多い”
というデータもあるようで、「Nintendo Switch」の初動は意外にも「ゲーム愛好家」だけではなく、一般層の取り込みにも成功している可能性が高まってきましたね。
そうなってくると、「Nintendo Switch」は かつて任天堂が一般層を取り込んで好売り上げを達成した「Wii」や「Nintendo DS」のような人気に向かう可能性が高いのかも?と予測できます。
現在、すでに「Nintendo Switch」は人気となっており、供給の少なさも合わさって品薄状態。
ネット上では連日のように、販売状況や購入報告などの情報が飛び交っているようで、状況的には「ニンテンドーDS Lite」の頃を思い出します。
「ファミリー層」や「ライトゲーマー層」をしっかり取り込み始めているとなると、現在のニンテンドースイッチの品薄状態は長期的に続く事も予想できますので、あまり時間の取れない購入希望者には厳しい購入戦線となりそうです。
最後に
個人的には、「Nintendo Switch」の発表会のあった1月13日の時点では 販売価格も予想より高く、ゲームソフトの販売予定を見ても ちょっと残念 な感じだったんですよね。
お祭り感覚で「マイニンテンドーストア」での予約戦に挑んで敗戦。
まぁいいか・・・と思いつつ、2月8日の2次予約で幸運にも予約できてしまい、期待半分、早まったかも?って気持ちも半分もちつつ「ゼルダの伝説」をプレイしてみると、出来の良さとハード自体の
「据置機らしくない大きさ」
と
「いつでも携帯モードで使える安心感」
といった不思議な存在にかなりの満足感を得られています。
ゲームソフトの予定もかなり充実してきたので、今思うと予約購入して大成功だったなと思ってます。