2018年に流行りそうなモノ・コトランキングなんていう、新年には興味深い記事をみかけたので読んでみたのですが・・・なんだかガッカリする残念な内容だったので突っ込みをいれてみようかと思います。
予め言っておきますが、あくまで個人的な勝手な持論なので正当性なんてものは何もないですので、ネタ記事程度にお読みください。
目次
2018年に流行ると思うものランキング
”イマドキ大学生が、2018年に流行りそうだと思うものは何なのか聞いてみました。”
ということで、知る人ぞ知る ネタだらけで有名な、「マイナビ」のニュース記事ですので「あ・・・察し」と思う人も多いでしょう。
大学生が流行予想! 2018年に流行ると思うモノ・コトランキング
1位 無人レジ……59名(14.5%)
2位 VR(仮想現実)……46名(11.3%)
3位 家庭用VRゲーム機……31名(7.6%)
4位 仮想通貨……27名(6.6%)
5位 宅配ボックス……23名(5.7%)
6位 フリマアプリ……21名(5.2%)
7位 疲労回復ジム……16名(3.9%)上位7位までをピックアップしました。それでは、2018年に流行すると思った理由の中で、大学生にインパクトを与えていることが分かるコメントをご紹介します。
1位 無人レジ
■人手不足の救世主!? 無人レジ
・人手不足が深刻で無人レジが増えるのは避けられない気がするから(女性/23歳/大学4年生)
・家の近くの店も最近になってセルフレジになったから、これからも増えていくと思う(女性/20歳/大学2年生)
先日ローソンが、深夜の時間帯にレジを無人化する実験を始めると発表しました。実施は首都圏の数店舗で、来年の春頃からとのことです。学生がよく行くアパレルショップやレンタルショップでも、セルフレジを見かけることが増えているそう。
コンビニに限らず、年中求人が出ている小売店、飲食店などはたくさんあります。仕組みで解決できるなら賛成と考えている学生が多く、なんと注目度No.1になりました。
「人手不足」「家の近くの店」なんて理由が、学生らしさがあっていいですね。
とにかく新しい物を好む若者らしさが滲み出ている感。
自分の周りの様子だけを見て流行りそうってのはさすがに安易すぎないか?と思ってしまう所です。
現実的なことを考えると「セキュリティ面」「正確さ・安定度」「導入コスト」などを考えると2018年で流行る事はないでしょうね。
すでにセルフレジなどはあちこちで見られていますし 今後も導入する店舗は増えるでしょうが、あくまで一部をセルフレジ化するに留まるでしょう。
その理由として、実状のセルフレジなどは使い勝手の悪さから 利用を敬遠する人も多く、列に並んででも有人レジを利用する なんて意見も多かったりします。
最近のニュース記事などで話題になった、amazonの無人レジや、記事に書いてあるローソンでの「無人レジ」実験など 今後もどんどん開発は進むでしょう。
小売店の収益性の効率化でもっとも有効なのは、レジ要員のカットなので、コストカットを実現する為にいずれは当然の設備になりそうな予感はあります。
が、本当に 店側にも客側にも手間が増えない仕組みが出来上がらないと実用的ではないと思います。
やはり、完成形はレジ無しのamazon GO スタイルでしょうね。
いかにも未来のショッピングって感じがあって、こちらは期待しています。
まぁ、未来への期待という意味ではこの予想もありとは思いますが、そもそも「無人レジ」って生活基盤の発展の1つであって、「流行」で語るものではないでしょと思うが。
2位 VR(仮想現実)/3位 家庭用VRゲーム機
■家庭用VRゲーム機も人気? 憧れのVR(仮想現実)世界
・PS VRなども発売されたので、さらに家庭に普及すると思うから(女性/21歳/大学3年生)
・VR世界に憧れる人も多いし、さまざまな面で社会に浸透すると考えられるから(男性/19歳/大学1年生)
・いろいろなシミュレーションで用いられているし、今後訓練などに使われると思う(男性/18歳/短大・専門学校生)
今年は、お化け屋敷やサバイバルゲームなど、VRを使ったさまざまなアトラクションが登場しました。未体験の学生からの興味関心も高く、2018年にはぜひやってみたいという声も多数です。没入感が話題のVRですが、現実味があるので、エンターテインメント以外での活用も期待されています。大学ではVRを開発する授業に取り組むところもあり、引き続き注目されそうです。
2位 VR(仮想現実)
シミュレーションや遠隔操作などの技術的な意味でのVR(仮想現実)であれば、確かに今後も技術開発や活用方法が盛り上がっていくし、大学などでの技術開発に触れる機会もあるので 興味意識が高いのは納得できる。
が、VR(仮想現実)についても「流行」で語るものではないと思いますがねぇ。
第3位 家庭用VRゲーム機
これ、流行が始まる前に廃れているような?w
とくにPSVRは、各所で在庫の山。
新しい物、話題の物、最新の物が好きな人に一通り渡りきったのでしょう。そして、一般の人たちには中々広まらない傾向が現れています。
新しいものや、最新技術に触れたいと思う人なら 一度は体験してみたいと思うでしょう。
が、体験できてしまえば満足しちゃうんですよね。
大半の人が、VRセットを購入して、頻繁に利用してゲームをしたいとは思わないという。
思っている以上に、目の負担や、ヘッドセットなどの体への負担も大きかったりで疲れる。
VRでないと成立しないゲームがあるわけでなく、基本的には臨場感を体験して感激するような物が大半だったりします。
それなら、ゲームセンターやアミューズメント施設でプレイできればそれで十分じゃね?ってことになるんですよね。
家庭用として一家に1台所有するほどの魅力はないんですよ。
知り合いや友人が所有していれば、たまにプレイできればそれでいい。
むしろ、ゲームセンターなどのアミューズメント施設向けに充実させていくほうが現実味があると思う。
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価格は1/11調べ
4位 仮想通貨
■CMも増えている仮想通貨
・ビットコインのCMもやっているから(女性/22歳/大学4年生)
・今後必要不可欠になると思う(男性/22歳/大学4年生)
「よく分からないけれど、最近CMでよく見かける」のが仮想通貨。実際に保有している人は少ないものの、これだけメディアで取り上げられるのだから、避けては通れないと考える学生が多いようです。来年は仮想通貨の勉強も必須になるかも!?
これについては、CMなどの影響で 本当に流行るかも。
が、「投資」として始めようと思っているなら非常に危険。
あくまで「投機」としてギャンブルのつもりで手を出すべき。
なくなっても良い、余剰資金だけを使うべし!!
話題になった『ビットコイン』は、調整期に入っている様子。
一発逆転を狙うには、取引の少ない マイナーな仮想通貨で勝負する必要がありますが、値あがらない可能性も高いので 本当にギャンブル。
それと、税金関係についてもよく調べる必要があります。
税務署の見解によると、仮想通貨の利益は「雑所得」となり、利益に対して「所得税」の支払い義務が発生します。
利益が一定額を超えると、当然ながら、確定申告は必須となります。
確定申告をしたことが無いなら まず勉強が必要。
【国税庁資料リンク】
⇒ 仮想通貨に関する所得の計算方法等について(PDFファイル)
5位 宅配ボックス / 6位 フリマアプリ
■フリマアプリで増える輸送と宅配ボックス
・宅配ボックスがあれば業者の人も少しは助かるかなと思う(女性/20歳/短大・専門学校生)
・通販の利用件数は今後も増えると思うし、それに伴って受け取れる場所を増やす必要があるから(女性/21歳/大学3年生)
・みんなお金儲けが好きだしフリマアプリは私もハマっている(男性/26歳/短大・専門学校生)
配送料の値上げや再配達問題が話題になった宅配業界。通販利用者の増加に加え、フリマアプリの利用者も増えていることから、企業努力だけでは賄いきれないほどの配達物が、日々日本中を行き交っています。そんな業者の実態に理解を示す学生は多く、自身でできる努力はしたいと考えているようです。優しい! 再配達にならないよう、最初からコンビニ受け取りで指定するのも手ですが、やっぱり自宅に届いていたら、手間がなくて助かりますよね。宅配ボックスの仕組みが整う年になるのでしょうか? 学生も期待を寄せています。
5位 宅配ボックス
これまた、「流行」で語るものじゃないような・・・?w
ですが、これだけネットショップが身近になった今、宅配ボックスは是非欲しいと思う一品だとは思いますね。
個人的に勘違いしていたのが、宅配ボックスって建物の設備として導入する必要があるから そうそう簡単に設置できるものではないと思っていました。
調べてみると、簡易型の宅配ボックスが商品として販売されているんですね。
まぁ、本当に簡易なので 盗難が少々心配な気もしますがそこは使い方次第。
家に居留守をしながら受け取り用として使えば、安心してトイレにもいけますし、ヘッドフォンしていて宅配に気づかないなんてミスもなくなるしで便利そうです。
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6位 フリマアプリ
これについてはよくわからないw
胡散臭さと変な交渉の温床といった印象なんですが、なぜだか若い世代には流行っている様子なので、「流行る」予想としては正しいのかも?と思ってしまう。
7位 疲労回復ジム
■疲労回復ジム
・日本の社会人は身体的にも精神的にも疲れている人が多いと思うから、需要がありそう(女性/20歳/大学3年生)
・ジムの固定観念を払拭する斬新なもの(男性/21歳/大学3年生)運動不足の解消や鍛えるためだけでなく、癒しをも提供する疲労回復ジムが話題になっています。学生にとって、働く現代人は常に疲れているイメージがあるようです。癒しは改めて、必要なものとして注目されていくのかもしれません。
「日本の社会人は身体的にも精神的にも疲れている人が多い」は確かだが、
本当に疲れている社会人はジムに行こうという気力すら無くなるレベルである事を判っていない。
学生目線の「社会人の疲れ」がいかに甘いかと思ってしまう。
むしろ、ジムにいって 「疲労回復」や「リフレッシュ」できるレベルは
単なる「リア充疲労」だと思うんですがね。
リンク関連
【ニュース記事の引用元】
●マイナビ
⇒大学生が流行予想! 2018年に流行ると思うモノ・コトランキング
【無人レジ関連で、読んでみると面白いかも】
⇒ Amazonやローソンで進む「無人レジ」開発
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まとめ
「流行」って「廃り」とセットだと思うんですよね。
なので、「流行」として歴史に残る以上は 後に「廃れる」ということ。
そういった意味でかんがえると、未来の技術的なものや インフラとして必需品となるであろう物を流行りの予想として上げちゃダメだと思うんですよね。
それと、総じて思うのが、大学生の理由の部分。
コレ本当に大学生の意見なの?ってレベルにヒドイ。ちょっと大人ぶった小学生がいうような理由が並びすぎている。
きっと、マイナビが そういった意見をあえて抽出していると予想していますがね。
突っ込みをいれる目的で記事を書きながら色々調べていた結果、
知らなかった発見や知識が増えたので 個人的には面白かった内容だと思う。
あ、「2018年に流行ると思うものランキング」としての意義は ナシ だと思いますw