異常な酷暑となった2018年8月を考えると、9月も残暑が厳しい!
のかと思いきや、9月に入ったとたん 最高気温30℃を超える日すら珍しいレベルで、一気に秋の気配。
雨の日も多く、連日、最低気温は20℃前後まで下がり、気温だけで見ると 過ごしやすいように見えますが・・・
月の前半は、雨が降ると 高温多湿で蒸し蒸し。
エアコン冷房は不要でも、ついつい除湿運転で稼動する日が続きました。
月の後半は、まったくエアコン要らず。
9月は結局のところ、前半の除湿運転の電気代だけといった感じ。
そんな、エアコン冷房の消費電力、電気代 2018年9月分 の報告です。
立地条件
場所:広島県広島市の北の方
建物:木造2階建て住宅。2階の南東角部屋6畳。窓2箇所。
エアコン:富士通 AS-224CE2 (APF:6.2) 2014年製
設定温度: 28℃ 夜間27⇒26℃と段階的に下げ
(2017年から、人感センサー快適自動機能をONで稼動)
(この機能は、湿度に応じて温度を自動調整するそうです)
【富士通エアコンAS-224CE2 の詳細リンク】
計測結果
結果抜粋
【2018年9月分】
使用時間: | 161 時間 |
総消費電力: | 20.21 kWh |
電気料金: | 444.6 円 |
1時間あたりの電気料金は 2.76 円/h となります。 1時間あたりの消費電力は |
電気料金は 1kWh 22円 で計算
先月分(2018年8月)の確認は以下からどうぞ。
⇒ エアコン冷房の消費電力&電気料金の記録(2018年8月分)
参考として、1年前の同月分【2017年9月分】は以下となります。
使用時間: | 121 時間 |
総消費電力: | 12.93 kWh |
電気料金: | 285 円 |
1時間あたりの電気料金は 2.36 円/h となります。 1時間あたりの消費電力は |
電気料金は 1kWh 22円 で計算
結果画像
上:リアルタイム消費電力
下:期間中の総消費電力
上:リアルタイム電気料金/h
下:期間中の総電気料金
上段:総利用時間
下段:総CO2排出量
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まとめ
電気料金だけを、1年前と比べると1.5倍くらい?
今年の9月は冷房ではなく除湿(再熱除湿)をメインで使ったせいでしょうかね。
ちなみに、除湿運転の際は 再熱が発動すると消費電力が跳ね上がるので、設定温度はなるべく低めに設定して、弱冷除湿状態でなるべく長く運転させるようにしています。
だいたい、25度~22度辺り。
消費電力のリアルタイム推移を見てみた所、
弱冷除湿状態だと、消費電力は 150W~180W程度。
再熱してるな~って時は 300W~400Wくらいを示していたので 冷房メインだった去年(2017年)に比べると 電気料金でみると高くなるのは仕方無しといったところでしょう。
除湿(再熱除湿)の場合は、エアコン任せにしちゃうと、中々運転をOFFにしてくれないので 湿度と快適度をみながら 手動で運転を停止した方が電気料金的にはお得となるようです。
ワットモニターでリアルタイムに消費電力がわかると、このように 運転状況を人間がコントロールすることも可能になるのは面白いですよ。
===== 以下、冷房への個人的見解 =====
1日12時間以上、1ヶ月エアコン冷房を使い続けても 2,000円以下。
(地域や単価で変わりますのでその辺は各自に合わせて補正を)
たまに、エアコン冷房は贅沢だから我慢!なんて人も居ますが・・・
熱中症での死亡リスク、入院&一生残る後遺症、それに伴う精神的、経済的、肉体的損失を考えると一ヶ月2,000円をケチる必要なんてないと思いませんか?
まぁ、古いエアコンだとそうもいかないので、中々難しい問題にもなりますが・・・
命とエアコン、天秤に掛けてどちらを重視するのか?を考えると、エアコンを買い換えてでも命を守るのが懸命だとおもいます。
エアコンを買い換えるなら、以下の点を重視するとよいでしょう。
COP/APFの数値…大きいほど高性能です。
⇒ 業務用エアコンのAPF表示について
(https://www.jraia.or.jp/product/com_aircon/s_apf.html)
最低消費電力…エアコン稼動の殆どの時間は室温維持運転となるため、この数値が小さいほど、細かな出力調整が可能なので、気流による快適度の維持や電力消費の制御に有利。
冷房時ファン停止機能…冷房運転時にこの機能があると、コンプレッサー停止時(室外機停止)時の湿度戻りを防げるのでよい。(風での清涼感重視する人なら、不要機能)
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