せめて気温は平年並みになって欲しい願いも空しく、相変わらずの酷暑で始まった8月。
連日、朝9時には気温が30℃超え。12時には35℃を超えるような毎日。
夜中は0時越えても30℃以上をキープするという、どう考えても過ごすには最悪の毎日。
これは地獄の8月だな・・・と思いきや、
月の中盤辺りでは妙に涼しくなったり
下旬頃には雨や曇りも多く、意外にも過ごしやすい日もちらほら発生していた気がします。
そんな、エアコン冷房の消費電力、電気代 2018年8月分 の報告です。
立地条件
場所:広島県広島市の北の方
建物:木造2階建て住宅。2階の南東角部屋6畳。窓2箇所。
エアコン:富士通 AS-224CE2 (APF:6.2) 2014年製
設定温度: 28℃ 夜間27⇒26℃と段階的に下げ
(2017年から、人感センサー快適自動機能をONで稼動)
(この機能は、湿度に応じて温度を自動調整するそうです)
【富士通エアコンAS-224CE2 の詳細リンク】
計測結果
結果抜粋
【2018年8月分】
使用時間: | 550 時間 |
総消費電力: | 89.39 kWh |
電気料金: | 1966 円 |
1時間あたりの電気料金は 3.57 円/h となります。1時間あたりの消費電力は 163 W/h となります。 |
電気料金は 1kWh 22円 で計算
先月分(2018年7月)の確認は以下からどうぞ。
⇒ エアコン冷房の消費電力&電気料金の記録(2018年7月分)
参考として、1年前の同月分【2017年8月分】は以下となります。
使用時間: | 505 時間 |
総消費電力: | 75.23 kWh |
電気料金: | 1655 円 |
1時間あたりの電気料金は 3.27 円/h となります。1時間あたりの消費電力は 149 W/h となります。 |
電気料金は 1kWh 22円 で計算
結果画像
上:リアルタイム消費電力
下:期間中の総消費電力
上:リアルタイム電気料金/h
下:期間中の総電気料金
上段:総利用時間
下段:総CO2排出量
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まとめ
さすが夏本番といった感じで7月に比べると、フル稼働状態のため 使用時間は大幅に上昇。
それに合わせて、消費電力&電気料金が増えるのは当然。
あと、暑さを我慢するという感覚が薄れ、冷房依存体質になってきちゃうのも 8月の魔力。
少しでも暑いと思えば、朝早くから電源ON。夜も、朝5時までのタイマーが常習化。
ですが・・・1時間辺りの消費電力&電気料金を計算してみると、7月より少ないんですよね。
これは、暑さゆえ冷房のみの利用となり 再熱除湿 を使っていないのと、
長時間運転による恩威なのかも知れません。
1年前(2017年)の8月と比べてみると・・・
やはり使用時間も消費電力も電気料金もすべてが、今年の方が多い。
暑さも去年より格段に暑い訳ですから、1時間あたりの数値も 今年の方が高いというようにきちんと数値結果として現れているのがわかります。
===== 以下、冷房への個人的見解 =====
1日12時間以上、1ヶ月エアコン冷房を使い続けても 2,000円以下。
(地域や単価で変わりますのでその辺は各自に合わせて補正を)
たまに、エアコン冷房は贅沢だから我慢!なんて人も居ますが・・・
熱中症での死亡リスク、入院&一生残る後遺症、それに伴う精神的、経済的、肉体的損失を考えると一ヶ月2,000円をケチる必要なんてないと思いませんか?
まぁ、古いエアコンだとそうもいかないので、中々難しい問題にもなりますが・・・
命とエアコン、天秤に掛けてどちらを重視するのか?を考えると、エアコンを買い換えてでも命を守るのが懸命だとおもいます。
エアコンを買い換えるなら、以下の点を重視するとよいでしょう。
COP/APFの数値…大きいほど高性能です。
⇒ 業務用エアコンのAPF表示について
(https://www.jraia.or.jp/product/com_aircon/s_apf.html)
最低消費電力…エアコン稼動の殆どの時間は室温維持運転となるため、この数値が小さいほど、細かな出力調整が可能なので、気流による快適度の維持や電力消費の制御に有利。
冷房時ファン停止機能…冷房運転時にこの機能があると、コンプレッサー停止時(室外機停止)時の湿度戻りを防げるのでよい。(風での清涼感重視する人なら、不要機能)
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